美晴にとって、義父・良夫との同居生活は決して平穏とは言えなかった。良夫は優しく世話好きな性格だったが、歳のせいで記憶があいまいになることが多かった。しかし美晴は、良夫の本当の問題は物忘れではないと気づいていた。彼の心をむしばんでいたのは、亡くなった妻への強い未練だった。妻を失ってから、良夫はその面影を美晴に重ねて見るようになっていた。

時が経つにつれて、良夫の執着はますます激しくなり、美晴は以前にも増して息苦しさと閉塞感を覚えるようになった。そんなある日、美晴が強い衝撃と嫌悪感を覚える出来事が起きた。買い物から戻った美晴が目にしたのは、良夫が自分の下着を身につけ、自慰にふけっている姿だった。美晴はもはやこれ以上耐えられないと感じた。
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