妻の玲子が気がかりだった。近頃、彼女の行動は不審で、頻繁に外出し、戻りも遅い。自分に対して不誠実ではないかという疑念が湧いた。問い詰めたい気持ちはあったが、踏み切れなかった。それ以上に深刻な悩みがあった。たとえば、会社の経営が悪化し、かつての部下で現在は大企業の社長となった矢野に頭を下げざるを得なかったことだ。

矢野は他の役員たちよりもさらに厳格な人物だった。彼の仕事への取り組みやビジネスセンスが高く評価されているのは承知していたが、その呑気な性格は大勢から嫌われてもいた。彼が社長に就任した際、自分がどのように扱われるか不安だった。だが、まさかその立場を使って私のプライベートにまで干渉してくるとは想像もしなかった。
それでは、JUQ-060を心ゆくまでお楽しみください。
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